1977-04-08 第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号
先ほど来議論になっております満州開拓青少年義勇隊あるいは開拓団の問題についても、戦後未処理になっております大きな問題の一つだと思うわけでございますが、このことにつきましては、先ほど来同僚委員から指摘がございましたので、この附帯決議がなされるときに議論になりました問題、旧逓信雇用人の問題についてお伺いをしたいと思うわけです。
先ほど来議論になっております満州開拓青少年義勇隊あるいは開拓団の問題についても、戦後未処理になっております大きな問題の一つだと思うわけでございますが、このことにつきましては、先ほど来同僚委員から指摘がございましたので、この附帯決議がなされるときに議論になりました問題、旧逓信雇用人の問題についてお伺いをしたいと思うわけです。
○出原政府委員 当時の附帯決議が行われました際の御論議の中に幾つかの論点があったようでございますけれども、その幾つかの論点の中に旧逓信雇用人の問題も御論議をされておったということを承知をいたしております。
○森井委員 立法技術については郵政省並びに大蔵省に御一任いたしますが、旧逓信雇用人の年金化については五十三年度から必ず実施できるように、できれば関係当局から御答弁をいただいておきたいと思います。
たまたまお金を支給する方法は共済組合のそれしがなかったわけですから、たまたま共済組合を通じて支給をするということがこういう結果になったわけでありまして、認識を新たにする意味で申し上げますが、とにかく戦争中にそういった公務で亡くなった——これは公務ですよ、公務で亡くなった人で遺族年金をもらっていないのは、もう日本国じゅうで逓信雇用人しかないのです。これははっきりと申し上げておきます。
○松下政府委員 旧逓信雇用人の遺族の方々のうちで、生計維持要件の有無によりまして、年金受給の資格のある方、ない方がおられる点は先生の御指摘のとおりでございます。 この問題につきましては、当時の旧令による共済組合はそれぞれの沿革がございましたために、今日から見ますと、その資格要件の決め方におきまして必ずしも一律でございませんで、それぞれ少しずつの差がございます。
○松下政府委員 ただいまの御指摘のような一部の方々について、旧逓信雇用人の場合に受給者の範囲が狭いという問題が一方でございますけれども、また同時に、他の幾つかの面につきましては、逆に国鉄その他の雇用人に比べまして受給者の範囲が広いというような面も実はあるわけでございます。
○山高政府委員 援護法は、御承知のように戦時中、旧陸海軍と身分的なつながりのもとに軍事業務に従事されていた方の業務上災害に対するいわば補償制度でございまして、この逓信雇用人の方々の場合でございますが、この方々は逓信省の職員でございまして、旧逓信省の共済組合の組合員になっているわけでございます。
○山高政府委員 逓信雇用人の問題につきましては、先ほど来繰り返し御答弁申し上げておるような理由で援護法では非常に困難であるというふうに考えられますが、必要があれば各省と相談してまいりたいと思います。
旧逓信雇用人で業務に従事中に広島、長崎等において原爆被爆で死亡された方々、特に扶養の義務のなかった方々に限っておると思うのですけれども、この方々についての年金の支給の問題が議論をされた。これを国の援護法で直ちにやるべきものか、あるいはそれぞれ郵政省なり電電公社の共済組合での救済に該当すべきものかというような意見が戦わされて、最後に附帯決議までつけられた。
○北政府委員 旧逓信雇用人の遺族に関する措置につきましては、むずかしい問題ではございますが、関係の向きとも連絡をとりながら研究したいと思っております。
御指摘のように、今回援護法の改正ということで、さらにその援護法の中へ入らないのか、あるいは、入らないならば特別立法をしてはどうかというお話だというふうに理解いたしますが、特別立法の問題につきましては、先ほども申し上げましたように、旧逓信雇用人のうちの生計維持者でない者だけが、そういう意味では年金の対象から現実に残っておるという問題は確かにございますし、関連いたしまして、森井先年のお話よくわかるわけでございますけれども
私どものほうは、政府機関でございませんで政府関係機関でございますが、ただいまの森井先生のお話を拝聴いたしておりまして、御趣旨は、厚生省とのいろいろな話で、法令的な措置を講じて、その上でこの旧逓信雇用人の防空業務等に従事した者についての救済をはかるべきである、こういうふうな御趣旨に拝聴いたしましたが、電電公社といたしましては、そのような法令的措置が講ぜられました暁には、監督官庁とも十分御指導を仰ぎながら
ただその場合、そういう特別立法という中でこの原爆殉職されました旧逓信雇用人のみを対象とする制度を考えるということは、先生のお話も十分わかるわけでございますけれども、理論づけが非常にむずかしいのではないかというふうに実は考えておる次第でございます。